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01 現況
現況確認、地盤調査、地盤改良・地盤補強工事など
敷地の法的な規制、道路、境界などをチェックして現況を把握します。
建築する住宅をしっかり支えられる地盤かどうかの調査、地盤調査の結果によっては、地盤改良工事などを行なうことがあります。
地縄張り、遣り方
ビニール紐や縄を使って設計図を確認しながら敷地内に建物の配置を示していく地縄張りを行います。
そして続いて、遣り方(やりかた)です。地縄張りの50cm?100cm外側に杭や板を張り巡らせる作業です。
この遣り方を基準にして基礎工事が行なわれるので、図面通りか確認しましょう。
堀り方、捨てコンクリート
遣り方を終えると、通常は地鎮祭を行ないます。
それから基礎を作るために地盤を掘削し、砕いた石などを敷きつめ、地盤を固めます。
その後、防湿シートを敷きつめ、地面から上がってくる湿気を予防します。
その後、捨てコンクリートといって、基礎底面を平にならし、基礎を作るための基準線などを引いていきます。
02 基礎
基礎工事
捨てコンクリートに書いた基準線にそって、床下となる重要な基礎部分鉄筋を組み立てていきます。
それから型枠を設置していき、底盤部分にコンクリートを打設していきます。
空気や水分をしっかり抜き、固めるために1週間前後置いたあと、型枠を取り外していきます。
03 造作
建て方、上棟式
柱、梁、母屋などの構造材を組み立てます。そして、最後に地鎮祭のときにもらったお札と一緒に、屋根の頂上に棟木を上げてお祝いします。(上棟式)
躯体工事
棟上げが終わったら、柱や梁などの構造材を金物、ボルトなどを使って固定していきます。
屋根工事
それからすぐに屋根工事に移り、工事中の構造材を早い段階で雨から防ぎます。
屋根部分の断熱材などもこのときに入れていきますので、きちんと入っているか不安な人はチェックしましょう。
床下地工事
床組を行い、足元を固め、天井や壁の作業をしやすくします。
外装工事
工事中は雨が大敵です。外部サッシを取り付けたら防水シートや外装材、断熱材を取り付ける外部工事を素早く進めていきます。
ここでも断熱材のチェックをすると安心ですね。
内部下地工事
ここでは、壁、天井、床の内装仕上げ材を張る前に、断熱材とボード材で下地をつくっていきます。
04 完了
内部仕上げ工事(床)
内部の下地が終わったら、内装仕上げに移ります。
床にフローリング材、タイル材、コルク材などを張っていきます。
壁にはクロスを張ります。
塗装工事
配管の接続、駐車場が終われば、塗装を行い、外部工事もほぼ完成です。
足場外し
組んでいた足場を外します。
内装工事(建具、家具)
内装の作り付けの棚などの細々した部分を作っていきます。
畳敷込み
和室があれば畳を敷き込んでいきます。
照明、設備器具の設置
照明器具、キッチンなど設備を搬入、設置していきます。
竣工検査
工事が終了したら、施工会社によって外構も含め、建物に不具合がないかをチェックが行なわれます。
仕様書、設計図通りに仕上がっているか、傷やミスがないか、設備が正常に動作するかを確認していきます。